免許と名称

以下の画像は山形市内でマッサージを名乗っているお店のパンフレットや看板です。

さて、どちらがあん摩マッサージ指圧師の免許のあるお店で、どちらが無免許でしょう?
両方ともちゃんとマッサージの文字が入っていますね。

無免許マッサージパンフレット
   無免許マッサージ看板 

正解は後ほど。



岩手で無免許医師が逮捕されました。
まだ診療をしてないのに逮捕です。

これは医師免許を持たない者が医師と名乗ってはいけない、と医師法に明記されているからです。
だから実際に医行為を行わないうちから逮捕できるわけです。

こういうのを名称独占と言います。
名称独占のみの資格は結構多いです。

一方、業務独占というのもあります。
その免許が無ければやってはいけない、ということです。

運転免許もそうですし、医師免許もそうです。
そしてあん摩マッサージ指圧師も業務独占が法律で定められています。

ところが「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」(あはき法)では名称独占に関する条文がなかったりします。

なので無免許でマッサージ師と名乗ってもそれだけで罰することはできなかったりします。

そしてマッサージというメニューも名乗るだけなら罰することはできません。

実際は法律に定められているマッサージとは違う、と主張すればいいのだとか。
変な話です。

マッサージに免許が必要なことを知らない人が多いのですが、免許が必要なことを知っている人の場合、名称独占ではないことまで知っている人ってどのくらいおられるのでしょうか?

名称独占でないことを知らない場合、
堂々とマッサージと書いてあれば免許を持っていると誤認しそうですが取り締まる法律もないのです。


で、最初の質問の答えですが、両方とも無免許です。

無免許は言い過ぎかも知れませんが、免許を持っている者が業務を行うのに必要な
保健所への届出は出されておりません。


確実なのはやっぱり保健所に聞くことなんですよね。
でもそこまで手間をかけられないのが普通の方だと思いますので、確実に免許を持ってる人を見分ける方法を書きます。

1.山形市なら老人鍼灸マッサージ助成券が利用可能
2.健康保険を使える
3.鍼灸治療を行っている

この3つの条件のうち、1つでも当てはまれば国の免許を持った治療院と言えます。
全部当てはまらないからといって無免許と断定することもできないのですが、あくまでも簡便な見分け方ですから。
無免許ならどれ1つ当てはまりません。


ここからはプロバイダ様への伝言です。

写真のお店から削除要請が来るかも知れませんが、名誉毀損に関して刑法では

(名誉毀損)
第二百三十条  公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
(略)

(公共の利害に関する場合の特例)
第二百三十条の二  前条第一項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。

2  前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。
(略)

と、
公益目的の言論を保護しています。

マッサージを名乗る業者がマッサージの免許を持っているかどうかは過去の記事にも書いているように公益(国民の健康、公衆衛生)に関わる問題なのです。
保健所への届出がないことは確認済です。


事実誤認として削除される場合には山形県村山保健所保健企画課医薬事室にご確認の上、判断してくださるようお願い致します。


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